振動吸収、遮音、吸音に威力を発揮する多孔質金属板

独自の多孔質構造=ラスク構造が、画期的なラスク効果を生み出します。ラスクの素材は金属の中でもときに振動減衰能力にすぐれているといわれるネズミ鋳鉄 の細片です。これを電気エネルギーで急速加熱し、加圧成形するという特殊加工によって、 疎-密-疎と厚さ方向の密度が逆転した独自の三層多孔質構造をつくり出します。 私たちはこれをラスク構造と呼びます。
このラスクの表面に当たった音の波ははね返されることなく、反射する位相をを乱されます。 すなわち表面で拡散された状態となり、多孔質の複雑な内部迷路へ追い込まれまれていきます。 そして、追い込まれたおとは迷路でさらに圧縮されて熱エネルギーに変えられ、 そのねつが鋳鉄を伝わって外部へ放射されます。また、外部からラスク表面にもたらされた 機械的振動は微少な接点を経て内部まで伝わりますが、その途中で素材的なエネルギー消耗と 接点付近での摩擦抵抗との相乗効果によって、大きなエネルギー損失をもたらすことができます。
これがラスクの画期的な音や振動の減衰原理です。
このラスクの表面に当たった音の波ははね返されることなく、反射する位相をを乱されます。 すなわち表面で拡散された状態となり、多孔質の複雑な内部迷路へ追い込まれまれていきます。 そして、追い込まれたおとは迷路でさらに圧縮されて熱エネルギーに変えられ、 そのねつが鋳鉄を伝わって外部へ放射されます。また、外部からラスク表面にもたらされた 機械的振動は微少な接点を経て内部まで伝わりますが、その途中で素材的なエネルギー消耗と 接点付近での摩擦抵抗との相乗効果によって、大きなエネルギー損失をもたらすことができます。
これがラスクの画期的な音や振動の減衰原理です。
解決できる技術課題
期待できる用途
ボールヘッダマシン
カッティングマシン
カッティングマシン